最新IP情報

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外国の判決・IP情報速報

弊所におけるドコモとの権利化活動のご紹介

1.はじめに

ドコモは、3GPPをはじめとした国際標準化活動において、標準技術仕様の策定に貢献するとともに、標準化における取組みによって得られた技術を特許化し、積極的にライセンスすることによって、3GPP標準技術の普及促進に貢献しています(参照:「ドコモの標準化への取組み」)。

一方、弊所では20年以上も前から、ドコモの様々なモバイル通信技術の権利化に貢献してまいりました。特に近年では、ドコモによる3GPP標準技術の普及促進の鍵となるSEP(Standard-Essential Patent:標準必須特許)の権利化活動に大きく貢献しております。

ドコモとのSEP権利化業務は、大きく新規出願(日本及び外国)、対比表作成、中間処理、事務処理に分けられ、それぞれの業務の概要をご紹介します。

 

2.新規出願

ドコモの発明者は、標準技術仕様の策定に向けて提案した技術を、定期的に開催される3GPP標準化会合において寄書の形で提出します。弊所とドコモは協力して、寄書が公知になる前に、発明者が提案した技術を新規出願として出願します。

通常、発明者による技術の提案から寄書の提出までの期間は短期間であり、数日程度の場合も少なくありません。そのため、ドコモは、発明者による技術の提案を受けたらすぐに弊所に依頼をし、弊所において短期間で明細書を作成し、出願し、ドコモのポートフォリオの拡大に尽力しております。

 

3.対比表作成

クレームに係る発明が必須特許であるか否かを確認するために、通常、クレームの各構成要件と標準技術仕様の記載とを対比した対比表を作成し、ドコモのSEP権利化に貢献しております。

 

4.中間処理

SEP権利化業務においては、標準技術仕様との合致性を保った状態で特許要件を満足させる必要があります。そのため、弊所の担当者は、単に引例との差異を考えるだけではなく、標準技術仕様との関係を常に考えながら中間処理を行っております。

 

5.事務処理

上述したとおり、ドコモとの権利化業務においては、多種類の業務が短い期限で走っております。弊所では、特許管理システムを導入し、正確な期限管理を遂行しているのはもちろん、優秀な事務スタッフがダブル、或いはトリプルチェックを行い、万全の体制で、ドコモとの権利化業務を行っております。

 

6.まとめ

弊所は、SEP権利化業務による貢献により、ドコモから「感謝状」とトロフィーを頂きました。今後とも、チーム一丸となって、ドコモのポートフォリオの拡大に尽力してまいります。

本欄の担当
伊東国際特許事務所

 ドコモ担当チーム
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